2005年08月21日

つくばエクスプレスの下見に

所用で茨城へ帰省したついでに、24日から営業を開始するつくばエクスプレスの「みらい平」駅を下見。秋葉原まで43分とか。写真のとおり、真新しい駅そのものはそれなりに立派なものでしたが……。


駅のすぐ隣の風景は下のとおり。開通目前にして、一面の草原です。マンションや一戸建ての宅地として区画されたりしているようですので、賑やかになっていくのでしょう。まさか、「みらい」も「平」らにしておきたいといった思いで付けられた駅名ではないのでしょうから。


自分が幼い頃にはホタルが棲んでいたほどの水辺が、今はまったくなくなってしまいました。カブトムシやクワガタを採りに毎日のように分け入っていた林もかなり減ってしまいました。


便利な生活(?)と引き換えに、失ったものはいかほどなのでしょうか。将来、住んでみたいと思える街になってくれると嬉しいのですが。

Posted by shuwary at 17:18 | コメント (0) | トラックバック


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2005年08月06日

原爆投下60周年によせて

肌の色、言葉、年齢、性別……、その他いろいろな違いを越えて、友好関係を築いたり、結婚したり。時間や空間を越えるスピードの向上により、より自由でより幸せな世界が確実に広がってきました。


一方で、生活者の恐怖心を駆り立て続けるテロリズム、信仰や大衆扇動、偏った教育、教育そのものの機会不足などにより、憎しみや悲しみの連鎖が絶え間なく存在し続けていることもまた、否定しづらいところです。


アインシュタインは、

第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。わたしにはわかりません。しかし、第四次大戦ならわかります。石と棒を使って戦われることでしょう。

という言葉を遺しています。


やはり、実体験のない世代であっても、いいえ、そんな世代だからこそ、その大惨事は語り継がれ続けなければならないのだと思います。


過去を想像し、未来を創造することの許された唯一の動物、人としての力を活かして。

Posted by shuwary at 03:54 | コメント (0) | トラックバック


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2005年08月02日

トランス脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニングが、いよいよ国内でも話題に……

それほど好みの話題というわけでもないのですが、いよいよネット上での情報量が増えてきているようですので……。


『週刊朝日 2005年8/15増大号』でも、「米国では政府が、マーガリンの規制に乗り出している」との記事を3ページに渡り掲載していました。以下、概要を記します。

米国で、マーガリンなどに含まれる「トランス脂肪酸」が心筋梗塞のリスクを高めるとの理由で、来年1月1日から含有量表示を義務付けられるとのこと。すでにカナダやヨーロッパ諸国など、世界的にも規制が進んでいるそうです。


ところが、同誌によれば

日本では体にいいのは『バターよりマーガリン』、特に心筋梗塞の予防にはマーガリンだと信じている人はまだまだ多い

としており、91年度に発行された厚生省・日本医師会編集の『高脂血症診療のてびき』や、診療所などに置かれている製薬メーカーのパンフレットで、マーガリンを肯定する記述がされていることを指摘しています。


実際、私自身も幼い頃に母からそういい聞かされた記憶があり、数ヶ月前まで信じていました。


そして、トランス脂肪酸はパンやケーキをつくるときに必要なマーガリンやショートニングに0.1〜40%含まれていること、家庭で使われるソフトマーガリンの油脂中には平均10%程度含まれていることを具体例としてあげています。その目的は、常温では液体である高リノール酸の植物油など、マーガリンなどに含まれる物質を適度な軟らかさを持った固体にするためとのこと。


その他、摂取量の上限をWHO(世界保健機関)が定めていることやコレステロール値と動脈硬化、心筋梗塞の関係などが関係者の取材をもとに紹介されています。


記事の紹介はこのくらいにしますが、このトランス脂肪酸は、家庭でマーガリンを使っていなくても、市販のパンやケーキ、フライドポテト、クッキー、ドーナッツ、スナック菓子類などを通じて摂取してしまいやすいようです。


それを避けるには、やはり原材料を気にすることになるでしょう。国内の小売店で販売されている食品の原材料表示をご覧になると、ショートニングなどが上述した多くの食品に使用されていることがわかります。


ご参考までに、シュワリのシフォンケーキに使用しているオーガニックのべに花油は固形にする必要がありませんので、水素添加などされていませんし、さらには原材料となるべに花をコールドプレス(低温圧搾)しているため、加熱によりトランス脂肪酸が発生する不安もほとんどないと思われます(メーカー未確認)。ケーキの材料ではありますが、幸いなことに材料としてはトランス脂肪酸とほぼ無縁といえそうです。


このトランス脂肪酸も、元はと言えば「変質しづらい(腐りにくい)食品」、「見栄えの良い食品」を提供するために商品開発してきた企業努力の結晶なのでしょう。大量生産、大量流通、大量消費を前提として成り立ってきている既存の食品業界を一気に変革するのは大変難しいことですが、このような不安要素は少しでも減らしていきたいものです。


最後になりますが、よりわかりやすく、詳しい情報をお求めの方へ、食品業界でお世話になっている方からいただいた情報(PDFファイル)をご紹介します。


●ご参考:

トランス脂肪酸注意報(PDFファイル、純正株式会社)

はてなダイアリー - トランス脂肪酸とは

「トランス脂肪酸(検索結果:Google)」

「Trans Fatty Acid(検索結果:Google)」

Posted by shuwary at 17:29 | コメント (2) | トラックバック


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