野菜価格の高騰に、食生活を想う

何度もやってきた台風の影響で、野菜の価格が高騰していますね。ある調査によると、平年と比較して白菜は5倍、ほうれん草は4.1倍、大根は4.7倍などの価格になっているそうです。

でも、実は自分の感覚としてはそれほど高く感じていないんです。

というのは、最近になって自炊が習慣化してきている自分としては、高い野菜を購入しても外食と比較すれば格段に安上がりだから。

ざっと計算してみても、1日あたり1,000円とかかりません。時間のかからないメニューばかりなので、時間コストもそれほどでもありませんし、特にこれからの季節、鍋物などは一度つくればあとは温め直すだけ。

ちなみに、以前勤務していた会社の付近は、物価が高く、ランチで1,000〜1,200円というのも普通でした。そして、夜には頻繁にお酒をいただく機会もあり、それも合わせると1日の食事代が5,000円〜1万円になることも珍しくはありませんでした。まあ、この場合は交際費も含めての話になるわけですが。

そう考えると、オーガニック食品も今の野菜と同じように高いと言われがちですが、比較対象を変えてみればそんなことはない気がしてきます。外食との比較のほかにも、将来の医療費を削減していると考えることもできるかもしれません。

人それぞれでしょうが、両極端の食生活、今の方が体調も良好で、私には合っているようです。とは言うものの、今も楽しい宴席が好きなのは変わりませんので、たまに機会のあるときには積極的に参加しています。

一隅照

『光が当たるところには「陰」ができる。これは自然の理。この「陰」に光を当てたいという“やむにやまれぬ気持ち”こそが、事業家精神の原点である。』

メールマガジン「社長のビタミン・一日一語」のvol.515、10/23配信分から引用させていただきました。

資本主義のなかで、「光」のあたってきた「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」。その「陰」に「環境問題」が、いまや「大きな陰」として認識されています。

これは自戒の念も込めて書きますが、「手軽で便利な（大量消費）生活を送りたい」といった個人の意識、「そうはいっても、これを製造・販売しなければ成長できない」といった企業のあり方、これら目の前の利己的な意識が、真実に目を背けさせることもあるのでしょう。温暖化により作物の穫れる地域に変化が出てきたりといった大きな影響が顕在化してきているにも関わらず、まだまだ改善努力が足りていないように思えます。

微力ながら、そういうことに特に配慮したサービスを心がけたいと思います。そのために、「陰」を見る視点を大切にしていきたいです。

感謝は感謝で返ってくる

考えてみれば当たり前のことなのですが、忘れがちですよね。人の嫌な面を見てしまったときに、ついついそちらのイメージが広がりがちです。そうなると、「感謝」する気持ちはどこへやら……。

昨日、Webサイト制作のヒントを得ようと有名な老舗オンラインショップを覗いていた際に、オーナーさんが日付表示の自動化がうまくいかないようで困っておられるのを見つけました。

自分のサイトでも同じような表示を考えていたので、ちょっと調べてみたところ解決策がわかりました。そこで、差し出がましいとは思いつつもその有名オーナーさんに、ご著書である『ホントは教えたくない 儲かるネット通販の成功術』（※）の感想とあわせてメールでお知らせしてみました。

※……タイトルは思いっきり直球な感じですが、その実、お客さまによりご満足いただきながらネットショップを効率的に運営するヒントについて、複数のネットショップオーナーさんが多様なご経験をもとに著わされた、真剣勝負の本当に役立つ1冊です。

すると、先ほど大変丁寧なお礼のメッセージをいただきました。些細なことですが、お役に立てたようで、こちらも本当に嬉しくなってしまいました。

　　「感謝は感謝で返ってくる」

実はこの言葉、たまたまスイッチを入れたら流れていたテレビの某バラエティ番組で、六星占術の細木数子先生がお話しているのを耳にしたのです。自分でも「感謝すること」を大切にしたいと常々思っているので、意外な場面でこういった言葉を聞いて、少し驚きました。

曰く、「恨みは恨みで返ってくるから、人から受けた嫌な仕打ちなどは忘れるんです。その代わり、感謝の気持ちは忘れない。感謝は感謝で返ってくるのですから」。

頭ではわかっているけれど、肝心なときについ忘れがちなこと。そういうことを何度でも反芻して、身に付けていきたいと思います。

ケーキの写真

今日はセンスの良い友人を頼って、サイトで使う写真のイメージを相談しました。

さすがに好きなだけあって、素晴らしい写真がたくさん掲載されている雑誌を持参していました。料理や食に関する情報の掲載された雑誌のようですが、美しい朝焼けの風景写真の隣ページに、その風景を模した一皿の料理の写真が並んでいたりと、デザインやアートの雑誌なのかと思う程の懲りようでした。

さて、シュワリのサイトではどのような写真を掲載するのがよいのか……。アイデアがさらに広がってきました。楽しくもあり、ちょっと焦ってきたりもします。

わざわざ会社の帰りがけに時間を割いてくれたKさん、本当にありがとう！

ピンク、占い、キンモクセイ

今日は、降りやまぬ雨の中、営業許可申請の事前相談のために保健所へ。

というのは、ようやく営業しているところをイメージできる物件に出会えたのです。さっそくその物件の簡単な図面を持って訪ねました。営業許可を取得するのに不足している設備などを確認して、契約して良さそうかの判断材料とするためです。

居抜き物件（前の事業者さんが厨房設備などをほとんどそのまま残して行かれた物件）ということもあり、相談した結果、わずかに不足している設備を取り付ける程度で許可はいただけそうです。ただ……、ピンクなんです、壁やカウンターが。

ブランドのイメージをできるだけ統一して行きたいと思っているので、なんとかこのサイトと同様のイメージになるように、（いえいえ、それ以前に、自分が作業していて落ち着くように、）色も調整しておきたいのですが、コストとの相談になりそうです。

ちなみにこの物件、以前は占い屋さんだったとか。変わった物件に当たったものです。廃業ではなく移転されたそうなので、これも何かのご縁かもしれません。探し出して占っていただこうかな……などと思ってみたりもします。

帰り道、駅へ向かう歩道でフワフワとした懐かしい匂いに気づきました。ふと立ち止まって匂いの方を向くと、キンモクセイでした。10月になったのですね。秋の到来を感じた日でした。

イチロー少年の夢に見る「感謝の気持ち」

あちこちで紹介されて有名になっているイチロー少年の作文。

そのあまりに明確で迷いのない小学3年生の目標設定にも驚きましたが、特に印象的だったのが、感謝の気持ちをすでに抱いていると感じさせられる一文でした。

「僕が一流選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待状を配って応援してもらうのも夢の一つです」

ご両親の教えの賜物なのでしょうか。

大人の自分も、お客様が日頃お世話になっている方々へ感謝の気持ちを伝えられるようなケーキを焼きたいと思います。