2005年01月25日
『スターバックスコーヒー―豆と、人と、心と。 The branding (01)』
書店で反射的に手にした一冊の版元は、なんと自分の古巣でした。
業界内でも「コンピュータ関連の出版社」として認識されながら成長してきた会社ですが、ここ数年でジャンルを拡大しつつあるようです。なんだか嬉しくなってパラパラめくり、その場で購入♪
内容は、スターバックスのCEOであるハワード・シュルツさんの著書で以前にこちらでもご紹介した『スターバックス成功物語』を読まれた方であれば、その焼き直しのように感じられる部分があるかもしれません。しかしながら、個人的には、客観的に書かれていて既知の情報をスッキリ整理できて良かったです。
それから巻末の「Bring Your Friend クーポン」は、ファンにとって素晴らしいプレゼント。友人と一緒に行って一杯注文すると、同じ飲み物がもう一杯無料でいただけます。
ブランドを大切にされているスターバックス。実現までにいろいろと話し合われたことでしょう。担当編集者さんとスターバックスのご英断に感謝です。(今日、大切な友人と使わせていただきました)
ただし、クーポンの有効期限は2005年4月30日まで。購入を検討されているならお早めに。
2005年01月24日
一歩踏み出す勇気は何度でも――過去の挫折から
実は、昨年の2月まで別のブログを綴っていました。まだIT各社が参入する前だったこともあり、はじめて間もなく多くの方から読んでいただけるようになったものでした。
「何を今更振り返っているのか?」と思われそうですが、過去の自分について気づいたことがあるのです。今日は、少々恥ずかしながらそのことを告白しつつ、思い続けていることを少し書いてみます。
まず前のブログを終了した理由について、表向きは
「サイト名(※)が現状にそぐわなくなるため」
と書いていたものの、本音のところは
「大切に思っていたある方との人間関係に、大きなマイナスの影響を及ぼした」
ことが主な原因でした。すなはち、人目を気にしてブログを終了したのです。気づかされたというのはそのことで、そのくらい精神的に弱々しく、余裕がなかったのです。
さて、今はどうでしょうか?
ブログを書いていて辛い反応があったとしたら、やはり辛いと感じるでしょう。しかしながら、少し長い目で見れば、それ以上に楽しかったり嬉しかったりする反応の方が圧倒的に多いことを意識できるだけの気持ちのゆとりが生まれているのを感じます。
ですから、書き続けることで何か嫌なことがあっても、前と同じ理由でこのブログを終了することはないでしょう。
「辛いこともある。それでも、さらに一歩踏み出すからこそ進歩する。そしてそれを続けることで、求める方向へ進歩し続ける」
そんな風に思っています。
そういったことを意識して動き続けることで、少しずつ、本当に少しずつではありますが、その考え方が習慣化してきているのを感じています。
※……その文章を書いた当時、ちょうど会社を辞めることを公表する前でした。それから、「サイト名」より「コンセプト」と言った方が適切でした。
2005年01月22日
FAX用ご注文フォームをクローズアップ、ほか。
実は、以前からひっそり用意してあったFAX用のご注文フォーム(PDFおよびExcel形式)ですが、少し目立たせてみることにしました。商品と素材、各紹介ページの右側に設置してみましたが、いかがなものでしょうか?
一般的に「Webフォームへのキーボード入力が苦手な方も、手書き⇒FAX送信で簡単にご注文いただける」ため、お客さまの層を拡げる意味があると言われるようですが、果たして魅力的に感じてくださるお客さまがどのくらいおられるものか、実証実験といったところです。
その他、ご注文フォームへ辿りついた方しかリンクを辿ることができなかった「ギフト」ディレクトリも、フッタ部からリンクしてみました。メッセージカードや熨斗(のし)の無料サービスについてご案内しています。
今後も、鋭意改善してまいります。お気づきの点や、改善のアイデアなどございましたら、「お問い合わせフォーム」より、お知らせいただければ幸いです m(__)m
2005年01月19日
「ハチクロ」とか「3D酔い」とか。
今夜は久々の宴席。
以前勤めていた会社のO先輩が「(仮)オープンのお祝いに」と企画してくださいました。
先輩と(大括りで)同じ部署だったのは、書籍や雑誌を販売する営業部門で、私にとっては社会人最初の仕事でした。その後、先輩はエンタテインメント系の書籍編集部へ、私はIT系ニュースサイトの編集部へ異動。
何が言いたいかというと、先輩に限らず、そこに居合わせた方々と頭の中にある情報がかなり違っているのです。とはいえ、その違いが新鮮で楽しんでしまっているのですが(笑)
聞くところによると、最近特に話題になっているのが『ハチミツとクローバー(略称:ハチクロ)』という漫画だそうです。話を聞いていると、登場人物として芸術の世界のプロフェッショナルがたくさん出てくるとか。読み手の趣向によって異なる登場人物に感情移入できるようで、興味津々です。薦められたとおり、漫画喫茶に行ってみようかと思います。
それから、面白かったキーワードが「3D酔い」。今どきのゲームは、遊びすぎると画面に酔ってしまうようです。ひょっとして、一般的な話……ですか?
こんなことを書いていると、年を取ったどころか、原始人かと誤解されかねませんのでこの辺で……。
ともあれ、Oさん、Mさん、それにご多忙中かけつけてくださったNさん、本当にありがとうございました! またの機会によろしくお願いします。
『世界を変えるお金の使い方』
書店でビジネスコーナーなどを眺めると、お金持ちを目指す方へ向けて書かれたいわゆる「金持ち本」が多数並んでいます。ところが、その先、すなはちお金持ちの先にあるものを示す本はあまりないようにずっと感じていました。
この本では、「あなたの100円を、砂漠緑化のための苗木にする」とか「あなたの500円を、識字教育のための教科書にする」など、100円、1000円、1,000〜数万円と金額ごとにできることを整理して紹介しています。
まずは、著者による冒頭6ページにわたる文章だけでも、多くの方に読んで欲しいです。それこそ、書店で立ち読み程度でも……。人によっては、大幅に視野を広げるきっかけになるのではないかと思います。
……すなわち、製品・サービスの購入の正にその瞬間こそが、大げさに言えばあなたが世界を変える “その時” なのです。あなたは購入、投資、寄付行為において合理的な選択をすることによって歴史形成への主体的参加をすることが可能なのです。(7ページ)
「投資、寄付行為において合理的な選択をすることによって歴史形成への主体的参加をすることが可能」という点は、一般に「一人ひとりの小さな力が結果として大きな力になる」といった選挙の投票率を上げるためにしばしば言われることと似ています。
ただ、(想定ですが)選挙より説得力を感じない方が多いと思われるのは、多くの問題を身近に感じられないからかもしれません。
それを身近に感じられるようになるためのきっかけとして、この本のコンセプトは見事だと思いました。内容は言うに及ばず、多くの「金持ち本」の傍にいっしょに並べておくこともできそうです。そうなると、お金持ち候補生の方々が読んでくださる可能性も高まると思います。
私はこの本を読んで、お客様へのお手紙を入れる封筒を間伐材で作られたものに切り替えようと思いました。NPOレインボーによるもので、「森を育てる封筒」とのこと。こちらから注文できます。他に「森を育てる名刺」も用意されています。
皆さんの日常生活でも応用できることがあるかもしれません。とてもスッキリとまとめられていますので、ぜひ一度、手にとって開いてみてください。
●今日の一冊:『世界を変えるお金の使い方』
2005年01月17日
「食品衛生責任者」の資格を取得しました
飲食店や食品製造業などでは、営業許可を取得してから3ヶ月以内に、「食品衛生責任者」をおかなければならないというルールになっています。
というわけで、自宅と会場の往復を含め、丸9時間ほどかけて取得してきました。
6時間の講座と、最後に小テストを受けて終了。分厚い教本は、実際のところなかなか覚えきれるものではないように感じられますが、テストの結果はパーフェクトでした。
受講者数は187名。多くの方から真剣に学ぶ姿勢を感じ、(正直なところ、意外にも)有意義な時間でした。特に午前の講義は話が上手な教官にあたったようで、終了したときには自然と軽い拍手が起きました。
それでもやはり、中には眠っている受講生もいました。資格そのものは受講さえすれば取得できるもののため、緊張感が湧かないのでしょうか。予算などの都合もあるのでしょうが、簡単でも合否を設定する必要を感じました。
決して大げさではなく、食品衛生について学ぶことは人命を守ることにもつながりうるわけで、お店独自のこだわり云々以前の問題ですから。
自分の中に獣を感じるとき
自宅からキッチンへの道すがら、ちょっと寄り道。
早めに軽く食事を済ませて商品開発に入ろうと思い、あまり安くはない回転ずしのお店に。
以前にTVで中尾彬さんが言っていた、「江戸前寿司は日本のファーストフード。軽くつまんでさっさと出るのが粋」を実践しようと思いたち(笑)、さっと座って目の前の皿を手に……、
しようとすると、巡回する色とりどりのお皿を眺めてしまいました。これまた以前にTVのバラエティ番組か何かで観た、回転寿司の「回転」の効果を示す実験を思い出しました。寿司が回転していると、止まっている場合よりも食欲が増すことを証明するといった内容でした。逃げるように動くルアーに襲い掛かる、魚のようなものでしょうか。
た、たしかに、自分を振り返っても、周りのお客さんを見渡しても、行き過ぎようとする瞬間のお皿を手に取ることが多いのです。それまでは、遠目から獲物を狙う獣のように、じっくりと狙いを定めて……。やはり、こんな自分にも狩猟本能のようなものがどこかに眠っているのでしょうか。
す、すみません。たまにはタイトルで煽ってみようかと……。
2005年01月16日
ミシュランの三ツ星レストラン、元スタッフに聞く「感動」創出サービスの秘話
今日は、Yさんと久々にランチ。1年以上前にちょっとしたきっかけで出会い、ときどきメールをやり取りするなどして細く長く関係を続けてくることが出来た方です。
しばらく前のメールで、「オーガニック」をキーワードに同じ方とお会いしていたことがわかっていたので、その辺りの話題やお互いの近況報告などをしているうちに、Yさんの以前のお仕事の話に……。
現在は不動産業界にお勤めのYさん、なんと以前はミシュランで三ツ星を獲得しているレストランにお勤めされていたとのこと。上質なサービスに興味津々の自分は、ついつい質問攻めモードに……(笑)
詳細は割愛しますが、とにかく言えるのは辛い作業でも徹底してこだわり、やり抜いていること。その姿勢、魂が、三ツ星レストランのサービスや、そこから生まれる信頼、ブランドを育んでいることをご経験談から伺い知ることができ、大変有意義なひとときを過ごさせていただきました。
今日伺ったお話の本質の部分を自分のサービスでも活かせるよう、こだわりを徹底して行きたいとの思いを新たに、帰路につきました。
Yさん、本当に有難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2005年01月13日
新商品開発中
オープンへ向けて、2種類の新商品を開発中です。
さわやかな風味の****と、ずいぶん前にコンサルタントの某氏からリクエストをいただいた******。
どちらも、ラインナップに彩りを添える予定。乞うご期待。
2005年01月12日
プレーンシフォンケーキって?
シフォンケーキのプレーン味って、どんな材料を使って作るものを言うのでしょう?
実は、常々疑問に思っていたのです。細かいことと言えばそれまでですが、言霊の話であり、そこには意味があるはずです。
ちなみに、「大辞林 第二版」(三省堂)によれば、
プレーン [plain]
(形動)
(1)複雑でないさま。わかりやすいさま。平凡。
(2)飾らないさま。
「―なスタイル」
(3)味つけをしないで、あっさりしたさま。
とあります。
言葉どおりに発想すると「卵と粉、砂糖、油、水」で作るものでしょうか。……などと思って何冊かのレシピ本をめくってみたところ、著者によって解釈はバラバラのようです。水の変わりに牛乳を使う方もおられるようです。バニラオイルを入れる方も。それぞれ、ミルクシフォンケーキとかバニラシフォンケーキと呼べない理由があるのでしょうか。
ちなみに、私はどのシフォンケーキについても探し出した素材の特長を活かしたいと思っているので、自ずからそれぞれの素材の名前が素直に商品名になっています。
2005年01月11日
『アインシュタイン150の言葉』
しばらく前に、中野駅へ向かう途中の古本屋さんで見つけた一冊。私が感銘を受けた言葉の中から、いくつかご紹介します。
感謝の気持ちが現れている言葉。
わたしは、一日100回は自分に言い聞かせます。 わたしの精神的ならびに物質的生活は、他者の労働の上に成り立っているということを。
女性へ?
あなたは、ほんとうにそう思っているんですか? 他人によって永遠の幸せが得られるなんて。 いくらその他人が最愛の男だったとしても。 わたしは、自分自身の経験から、 男というものをよく知っています。 だって、わたしもそのひとりなんですから。 男に期待しすぎてはいけません。 このことは、わたしにはよくわかっています。
「相対性」について。
熱いストーブに1分間手をのせてみてください。まるで1時間ぐらいに感じられるでしょう。ところが、かわいい女の子といっしょに1時間座っていても、1分間ぐらいにしか感じられません。それが、相対性というものです。
戦争について。
第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。わたしにはわかりません。しかし、第四次大戦ならわかります。石と棒を使って戦われることでしょう。
※……ご承知の通り、アインシュタインは原子爆弾の実現に関わっています。
それから……、この本には載っていなかったのですが、次に紹介する言葉もアインシュタインによるものです次の言葉もアインシュタインによるものとして紹介されています。神田正典さんのブログで紹介されていたのを見つけたので、引用させていただきました。
世界は進むだけ進んでその間、幾度も闘争が繰り返され、最後に闘争に疲れるときが来るだろう。その時、世界の人類は必ず真の平和を求めて、世界の盟主をあげねばならぬ時が来るに違いない。その世界の盟主は武力や金力でなく、あらゆる国の歴史を超越した最も古く、且つ、尊い家柄でなければならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰り、それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならぬ。我等は神に感謝する。天が我等人類に日本という国を造っておいてくれたことを。
アインシュタインがノーベル賞を受賞したとき、日本に滞在していたそうです。上記の引用は、滞在の感想を求められた際に語った言葉とのこと。
というわけで、座右の書が一冊増えました。
●今日の一冊:『アインシュタイン150の言葉』
●追記(2005/7/3)
最後の引用に関してコメントをいただきました。
その真偽を追求することはこのブログの役割ではありませんので判断は読み手の方々にゆだねますが、アインシュタインによるメッセージではないとの主張があるようです。
いただいたコメントの主張を鑑み、当該段落の最初の一文について、以下のとおり訂正させていただきます。
訂正前:「……、次に紹介する言葉もアインシュタインによるものです」
訂正後:「……、次の言葉もアインシュタインによるものとして紹介されています」
2005年01月05日
植物性素材のパソコン
Slashdot で見つけた富士通と東レの共同開発した素材に関する話題で、元ネタはasahi.com。
「プラスチック製造時に必要となったエネルギーコストは考慮してない」のではないか(alchemyさん)、といった否定的な(でも、もっともな)コメントも上がっていますが、asahi.comの記事には「PC一台あたりの石油使用量を1リット削減でき」たり、「廃棄時に燃やした場合も、二酸化炭素の排出量が従来より15%減る」とあるので、情報の範囲ではメリットがありそうです。
でもやはり、実際のところエネルギーコストも確かに気になるところ。どうなんでしょう。
私は、crayfishさんの「今現在どうか、ということももちろん大切です。(当然ながら企業のイメージアップなどの意図もあるであろうことを踏まえた上で、)でも、その技術の目指す先は何かと言うことも考えて、簡単に『ウンザリ』しないであげることも大切なんじゃないでしょうか」という意見に共感します。前を向きたいものです。
「生態系農業」という言葉から「オーガニック」を考える
ちょっと調べものをしていたら、「生態系農業」という言葉に行き当たりました。
三省堂『デイリー 新語辞典』によると、
農薬や化学肥料の使用を減らして自然の生態系を保護・利用する,自然農法や有機農法などの環境保全型農業。持続可能な農業。
とのこと。
JAS法により、食品への表示に関して使用を制限されている「オーガニック」や「有機」とは違い、「生態系農業」は広い意味で捉えられる言葉のようです。ただ、あまり聞きなれない言葉に感じられたので、どのようなところで、どのくらい、またどのような方が使われているのか、Googleで検索してみました。
完全一致による検索結果は、約 1,110 件。「有機農業」の約 117,000 件と比べると、やはりマイナーな言葉のようです。検索結果のリストには、自治体やNPOのサイトが並んでいる様子。
私は「オーガニック」という言葉に、今回調べた「生態系農業」の意味を含めたいと思っています。ところが、法律(JAS法)により定められているところによれば、残念ながらそうは言いづらいいのです。ある食品に対して「オーガニック」という言葉を使用するには、「登録認定機関による審査を受け、認定を受けた農産物」で、かつ「有機JASマークが付されていること」が必要という、非常に明確で客観的なルールがあります。
日々の買い物で消費者が食品を選ぶ際には、この客観性は大きな助けでありメリットと言えると思います。また、ルールの明確化により消費者の誤解を招くような曖昧な表示は、実際に激減したようです。
ところが、一方で消費者は、少し詳しく調べようと思ってもそのシンプルなルールを知るにとどまり、「なぜオーガニック食品を選ぶのか?」というその本来的な意味を考えるきっかけを失ってしまうことになると感じるのですが……、いかがなものでしょうか。
もちろん、(文脈からも明白かと思いますが、)ここで私の言う本来的な意味とは上述の「生態系農業」の辞書による意味と同じ方向性のことであり、オーガニック食品の目的として「自分や家族の健康面の安心感だけでなく、(時間的にも空間的にも)その先にあるものごと(すなはち、生態系)にも目を向ける」ことです。せっかく制度化するのならば、その制度自体にこの本来的な意味を考えるきっかけを失わないようにするような配慮があると、さらに良いものになると思えてなりません。
初学者の戯言なのかもしれませんが、そう思います。
梅田望夫さんのブログが終了して。
まだ会社勤めをしていた頃、ITトレンドを中心に綴られていた梅田望夫さんのブログ(CNET Japan連載)を読んでいました。ほとんど毎日、デスクワークの空き時間などにこっそりと……。そのブログが、昨年末で終了し、はてなに移られたとのこと。
書かずにおこうと思っていましたが、(あくまで個人的に)なんとなくブログブームの節目的な出来事のように感じられたので、記録の意図もあり触れてみました。
いやはや、2003年頃に綴っていた別のブログでは、こういった人気ブログにトラックバックを1回打つだけでアクセスが一気に増えたり、タイミングによってはGoogleのPageRankが上がったりといった効果があったものですが……(遠い目)。わかっていたこととはいえ、IT企業によるサービス参入により今や猫も杓子もブログを開設している状態。ネット上のリソースが爆発的に増えているのを感じさせられます。アクセスを増やすための(小手先の)テクニックも効きづらくなってきているようですね。
というわけで、シフォンケーキ屋としての商品力向上にももちろん力を入れますが、リーチの拡大にも注力する必要性を感じている今日この頃です。広告費(ほぼ……多分)ゼロでどこまで行けるか、そろそろチャレンジしてみます。
2005年01月04日
SAMOROST
ネットで調べものをしていたら、こんなゲームに行き着き、ついついはまってしまいました。GoogleのPage Rankも6だったりするので、すでに多くの方がご存知なのでしょうけれど……。
絵も効果音も良くできていてかなり面白いと思ったので、紹介してみました。
ただこれ、どうしてもクリアできないんです。攻略マップなども見つけてしまったのですが、悔しいので見ずにあれこれやってみましたが駄目でした。クモの進路が、クモの進路が……。
時間がかかりそうなので、ご多忙中の方の息抜きにはよいのか、悪いのか。もしここから飛んではまってしまっても、責任は負いかねます。あらかじめご了承くださいませ(笑)
31時間
時間軸的に、昨日の続きです。
朝になってシフォンケーキを出荷した後、溜め込んでいる作業を片付けて夕方から眠るつもりでした。
ところが、内装レイアウトのことが気になって多少いじってみたり、今年の目標について思いをめぐらせてみたりしていると、目が冴えてしまって気づけば23時に。
昨日の夕方(17時過ぎ)に起床してからずっと活動していたことになるわけで、時間にして30時間。
「早速、今年の目標(※)を破っているではないか!」
とのお叱りをいただきそうですが、実はこれ、半分は計画的な試みなのです。
※……一昨日、「自己管理を徹底し、日々を充実させる」と書きました。
というのは、「夜に眠って朝に起きる」という基本的な生活習慣に戻すための荒療治的な考えの元、実行したのです。
そんなわけで、結局0時過ぎに就寝。今朝は8時過ぎに気持ちよく目覚め、今に至っております。これが継続できれば本物なのですが、そこが難しいところです。今も目が冴えていまして……。
「不規則だけれど、『充実している』からいいや」
などと、目標の一部をエクスキューズにしないよう、ここで告白して気を引き締めます。
おやすみなさい。
2005年01月02日
明治神宮へ初詣〜現在まで
昨夜は、普段離れ離れに暮らしている両親と妹と、久々に揃って明治神宮へ。例年は私と妹が帰省して、寅さんのロケ地にも選ばれたことのある(笑)近所の名刹へお参りするのですが、今年は両親が上京してきました。
寒さの厳しい夜の集合になってしまったのは、昼夜逆転している私のせいです。(こんなところでも迷惑をかけてしまっています……反省)
原宿駅で待ち合わせて、揃って神社へ向かいました。そして、お賽銭を投げ入れて健康を祈願。その後、妹の予約したお店へ向かって原宿駅方面へ戻ろうとしたところで、学生時代のひとつ上の先輩にバッタリ遭遇。
こちらが家族と一緒だったのと、寒さでやや縮こまっていたことで十分にはお話できませんでしたが、変わらずお元気そうでした。同期の結婚が決まった話や、私が本当にお店を始めたことを話して「店名はカタカナで4文字『シュワリ』ですから、検索してみてくださいね〜」とお伝えしました。が、自分ならその場でメモしないと覚えていられない気がするので……、たぶん先輩も同様でしょう。後日、フォローの連絡をしようかと思います。
その後、家族揃って食事。それぞれの近況を話したりしつつ、鍋や焼き鳥などをいただきました。妹には、年末から気になっていたことをようやく確認できました。(⇒お世話になっている某氏へ。妹は立ち直り、それなりに元気でした。ご心配をおかけしました)
そして、妹と両親はそのまま実家へ。私は、年末にいただいていた特別対応のご注文(最後の1個)を作りにキッチンへ。無事に焼き上げました。それが冷めるのを待ちながら、溜まっていたメールをチェックしたり、このブログを書いたり、しばし作業。
というわけで、そろそろケーキが冷めたので、これから発送します。
2005年01月01日
今年の目標
新年、明けましておめでとうございます。
「一年の計は元旦にあり」
というわけで、ここ数年は書道だったりペン習字だったりで、目標を書いて部屋に貼っています。
ちなみに昨年の目標は、
「笑顔創出事業を確立する」
でした。
公開するのは恥ずかしいものですが、毎日(←決して「朝」とは書けませんもので……)目覚めたときに額に入ったその言葉を一瞬眺めては意識してきました。外泊した日を差し引いても、350秒以上は眺めていることになるでしょうか。
そして、年末にようやくサイトの仮オープンにまで漕ぎ着けたわけです。ご注文くださったお客さまからから早速いただいたメッセージによれば、何とか及第点はいただけるのではないかと胸をなでおろしています。
さて、今年の目標ですが、
「自己管理を徹底し、日々を充実させる」
としました。
昨年は給与をいただける世界を飛び出し、急に大きく変わった時間の使い方に戸惑いながら日々を過ごしました。
もちろん、やりたいこと、やるべきことをすれば良いわけですが、ほぼすべての時間を自分で管理することの難しさは、そういう立場になって初めて実感しました。
いろいろとやりたいように活動してはきましたが、計画性の不足から生活のリズムを乱してしまったり、お世話になっている方に不義理をしてしまったりと、反省すべき点がいくつも思い浮かびます。
身近な友人知人のコミュニティばかりか、(複数の取引先の方を含む)サラリーマン時代にご縁をいただいた方々にまで事業の相談に乗っていただいたりと、それはもうお世話になりっぱなしでした。
さらには、先日も少し書きましたがメールニュースに事前登録してくださった方や、このブログをお読みいただいている方くらいのごく少数の方に仮オープンのお知らせをしたところ、予想外にたくさんのお祝いのご注文をいただいたり……。
それにもかかわらず、いただいたメールへの返信が滞りがちになってしまったり、お世話になっている方からのパーティーへのお誘いにも都合をつけられず欠席の返事をしてしまうなど、何度か不義理をしてしまい、感謝の気持ちを行動に移しきれなかった自らの至らなさを反省している次第です。
というわけで、今年はきちんと自己管理することで時間効率を高め、達成項目を増やします。
以上、定性的な大目標のみ発表してみました。もちろん、これと対となる定量的な数値目標なども設定します。
皆さんも目標設定されましたか? よろしければ、コメントでもトラックバックでもいただけましたら幸いです。
実りのある、良い年にしましょう。