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2005年01月05日

「生態系農業」という言葉から「オーガニック」を考える

ちょっと調べものをしていたら、「生態系農業」という言葉に行き当たりました。


三省堂『デイリー 新語辞典』によると、

農薬や化学肥料の使用を減らして自然の生態系を保護・利用する,自然農法や有機農法などの環境保全型農業。持続可能な農業。

とのこと。


JAS法により、食品への表示に関して使用を制限されている「オーガニック」や「有機」とは違い、「生態系農業」は広い意味で捉えられる言葉のようです。ただ、あまり聞きなれない言葉に感じられたので、どのようなところで、どのくらい、またどのような方が使われているのか、Googleで検索してみました。


完全一致による検索結果は、約 1,110 件「有機農業」の約 117,000 件と比べると、やはりマイナーな言葉のようです。検索結果のリストには、自治体やNPOのサイトが並んでいる様子。


私は「オーガニック」という言葉に、今回調べた「生態系農業」の意味を含めたいと思っています。ところが、法律(JAS法)により定められているところによれば、残念ながらそうは言いづらいいのです。ある食品に対して「オーガニック」という言葉を使用するには、「登録認定機関による審査を受け、認定を受けた農産物」で、かつ「有機JASマークが付されていること」が必要という、非常に明確で客観的なルールがあります。


日々の買い物で消費者が食品を選ぶ際には、この客観性は大きな助けでありメリットと言えると思います。また、ルールの明確化により消費者の誤解を招くような曖昧な表示は、実際に激減したようです。


ところが、一方で消費者は、少し詳しく調べようと思ってもそのシンプルなルールを知るにとどまり、「なぜオーガニック食品を選ぶのか?」というその本来的な意味を考えるきっかけを失ってしまうことになると感じるのですが……、いかがなものでしょうか。


もちろん、(文脈からも明白かと思いますが、)ここで私の言う本来的な意味とは上述の「生態系農業」の辞書による意味と同じ方向性のことであり、オーガニック食品の目的として「自分や家族の健康面の安心感だけでなく、(時間的にも空間的にも)その先にあるものごと(すなはち、生態系)にも目を向ける」ことです。せっかく制度化するのならば、その制度自体にこの本来的な意味を考えるきっかけを失わないようにするような配慮があると、さらに良いものになると思えてなりません。


初学者の戯言なのかもしれませんが、そう思います。

Posted by shuwary at 18:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

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