2004年09月29日
「盛り付け」とは違うのですか?
今日、たまたま機会があってフードビジネス業界の求人広告をパラパラとめくっていたら、ちょっと、いえいえ、かなり気になる言葉を見つけてしまいました。
その言葉というのは、「製造ラインで弁当箱に具材を入れる作業」です。
お弁当を製造販売している会社の募集広告なのですが、 これを読んで私は、(少なくともこれを書いた人事担当者の方は※)「(お客さまが召し上がる)食べ物を扱っている」のだという感覚が麻痺してしまっているのではないかと感じられてならないのです。
些細なひと言なのでしょうが、些細なひと言だからこそ、気持ちが現れるものではないでしょうか? その商品(お弁当)の先に「お客さまが美味しく召し上がっているシーン」を思い描くことができれば、すなはち「お客さま」志向であれば、「具材を入れる」ではなく、「盛り付ける」という言葉が自然に出てくる気がしてなりません。
産地や賞味期限の偽り、某牛乳ブランドの崩壊など、ここ数年、食品に関する信頼失墜のニュースがあとを絶ちません。
明日は我が身……などということの決してないよう、気を引き締めて、お客さまの笑顔をイメージしながらシフォンケーキを焼き上げたいと思います。
※……実際には、他社(広告会社や出版社)の担当者が書いたものかもしれませんが。

